20091030-1101草稿


20091101

起きると4時。アラームにも気づかず8時間寝てしまった。
ホント疲れていたんだなぁと。
シャワーを浴びに部屋を出ると、廊下にカップルが座って話をしていた。
いろいろ想像は膨らむが、シャワー兼トイレのスイッチは彼が教えてくれた。
だらだら荷物整理をしたり、今後の日程を調べながら7:30チェックアウト。
チェックアウト前に靴下がくるぶしまでのしかないのに気づくが、
珍しく荷物がきっちりまとまったので、これで今日はベルゲンまで
行くことにする。寒いがしょうがない。

駅に着き、なぜか手元に2つあるベルゲン行きの座席を見比べるが、
どちらも後ろ向き座席で、片方が1等の通路側、もう1つが2等の窓側。
悩んだあげく、1等の通路側にする。
席が向かい合わせで微妙と思っていたら、向かい窓側に女性が。
おもむろにPCを開いた。

出発すると進行方向は勘違いしていて、進行方向の席だった。
検札に来るとほとんどの人が乗車後清算で、向かいの人も同じだった。
つまりほとんど指定されていないのであれば、好きに座ればよかった。
まぁ、向かいの人のおかげで電源の場所もわかったしよしとするか。
中には大きな枕を持参してきて、抱きながら寝てる人までいる。
外が吹雪いているように見えるのは列車自体が起こす風によるものだと
信じよう。場合によってはVoss←→Bergen往復はやめたほうが
賢明かも。この列車も10分ほど遅れている。

それにしても結構な率で電車の中でPCを使っているが、みんな負けず劣らず
でかい。でかすぎる。

あと景色はよいが、通路挟んで逆側の進行方向左のほうが景色が
ずっとよい。それが残念。

NSB KOMFORTではホットの飲み物が飲み放題だが3杯で気持ち悪くなった。
PCでこの日記を書いていることも要因だと思うが。

ミュールダールではなぜか定刻発車できた。Vossも同様だ。
また、この列車は完乗する人が多くてびっくりした。
向かいの人も最後まで乗りやがって、NSB KOMFORTのカップすら
なかなか写真に撮れなかった。
14:52定刻どおりベルゲンに到着。
まずコインロッカーをチェックし、次に明日乗る列車のタイムテーブルを
チェック。張り紙があって、あれ?バス代行になっている。
駅員に聞くと、代行バスとのこと。チケットを指差され、見てみると
チケットにもベルゲン-ヴォスはバスと書いてある。
あれれ・・・
ヴォス-ミュールダールは列車で接続するし、
時間通りその後のフロム鉄道にも乗れるとのこと。
フロム鉄道のチケットはここでは買えないよね?ミュールダールで
買うんだよねと念のため確認すると、ここで買える。
ミュールダールはカウンターがないとのこと。
確かにちら見したミュールダールの駅でホーム反対側にフロム鉄道
らしきものが停車してたこと、ベルゲン駅にもフロム鉄道の列車があった
ことから、もしやと思ったが聞いてよかった。

バスとフェリーはここで買えないことを確認して、駅を出る。
さっきの列車の中で決めた順序である、Citybox,P-Hotels Bergen,
Marken Gjesthusの順に回ることにする。
さすがに日曜だし、念を入れすぎと思いつつもCityboxに
到着。ここはホテル入り口にある機械で入力するので楽と思いながら
New Bookingを選択すると、Dobble Roomしかない。
Dobble Roomは600NOKだし、と思い、次のP-Hotels Bergenへ。
・・・ここも空いていない。斜め向かいの黄色い建物の
Bergen Travelなら空きがあるかもしれないので行ってみろとの助言。
地球の歩き方を見ると確かに記載がある。なんとなく
中途半端に見えたのでパスしていたのか、見逃していたようだ。
ちょっと考えたが、せっかくなのでBergen Travelに。

カウンターで聞くと7xxNOKとのこと。即答で泊まるという。
清算すると700NOK。JCBマークが貼ってあったがやはり使えず。
部屋に入るとダブルルームでかなり豪華。
トイレ、シャワーも完備。
無線LANを立ち上げると、ホテル名のSSIDがあり、
つなげると、何かコードを要求してくる。

買出しに出るついでに聞くとIDをくれた。

ホテルを出て、ヨハネス教会、ベルゲン博物館、海洋博物館を
外から見て、ベルゲン湾に出る。
そこから世界遺産ブリッゲン、ホーコン王の館と回る。
ホーコン王って誰?
昨日の失敗を繰り返さぬよう、17:30ごろに入ったスーパーで
ビールを探すと・・・かぎがかかっており、
日曜は16時までとのこと。なんてこったい。
なんかこのたびは禁酒、禁食の旅になっているような。
ノルウェーのビール消費量はすごかったはずだが、どういうことだろうか。
闇市のようにビールを扱ったら儲けられるだろうな、
今のおれなら飛びつくのに、と思う。

失意のうちに適当に歩くが、フェスト広場、グリーグホール、Cityboxと
迷わずに進む、ちょうどホテルの近くにあった、Crispy Chickenという店に
入り、クリスピーバーガー82NOK、待ってる間の追加にポテトサラダ25NOKを買い、
ホテルに戻る。
安くはないが、このクリスピーバーガーなら価値あり。
ホントビールがあればなぁ・・・

シャワーに入り、テレビをつけると12chぐらいしかないのに、サッカーが4試合ぐらい
やっている。
そのうちの1つのチャンネルが、街をうろうろしてたときに見たユニフォームと
そっくりだ。BRAとあり、いろいろぐぐると、ブランベルゲンというベルゲンに
あるチームだった。
オフィシャルページしか情報がないが、駅から3km離れていて遠いこと、
後半30分ぐらいから雨も降り始めたことで、行かなくてよかったと納得させる。
あー、でも行きたかった。1−1だからそれなりにもりあがったと思うし。

しょうがない。ベルリン、ブリュッセルの宿でも調べるか。

あと2chがつながった。ダウンロードしておいて、明日読もう。
あれ?何日か前に見たヨーテボリがあのホームスタジアムで
首位決戦を落として最後に首位陥落してシーズン終了・・・
アウェイチームのサポーターがピッチにあふれてる・・・
そうか前節は首位を守るための引き分けで喜んでたのか。
でも最終節の直接対決で負けるとは。
それも録画された試合を見ると1-0の後半10分から逆転負け・・・・・

やっぱりネットで調べられるのはよいね。
時間があっという間に過ぎてしまうのは欠点だけど。
で、3時間いろいろネットの波に飲まれて出した結論は、
11/4朝に(できれば11/3夜に)
・11/4:コペンハーゲン7:42→(EC38)→14:27ベルリン
の予約にトライ。デンマーク国鉄がX2000のように
扱ってくれなくてもひたすら乗り継げば21時には着くはず。
→ベルリンの宿は予約しておく。

・11/5:ベルリン8:35→(EC173)→13:18プラハ
・11/5:プラハ18:29→(CNL456)→10:29アムステルダム
上記を、デンマーク国鉄ががんばれれば11/4の夕方に、
だめだめデンマーク国鉄でも11/5朝にトライ。
両方のどちらか取れなければ他のところに行く。

ということにしよう。

あぁ、0時を過ぎてしまった。寝よう。


20091031

1時間に1回は目が覚めたが、なんとか6時すぎまではうとうと
できた。
7:40ごろトロンハイム到着し、駅前にちょっと出ただけで
すぐに次のオスロ行きに乗車。
8:25発15:13着という7時間の旅だが、2等のようだ。
チケットをがんばって読めばエコノミーと読みとれる。

最後の1時間ぐらい後ろに座ったやつの
音楽にあわせたタッピングと、斜め後ろの黒人の電話以外は
それほど問題なかったがやはり1等のほうが快適だと思った。
かなり長い乗車だったが1時間ぐらいしか寝れず、結構疲れた。

オスロに着いて、まずは両替。20000円が1100NOKになった。
ほぼ1NOK=2円だな。1.5円ぐらいだと思っていたのに。
ナルヴィークから3日。ようやく日本円が通用してよかった。
コインロッカーも見つけて、ベルゲンには手ぶらに行くことも
考えておく。ただし3日になるのでちょっと不安。
チケットカウンターに行き、国際線の予約が取れるか聞いてみたが
すでに今日は取り扱い終了らしい。

次に宿探しに。
まずは目星をつけていた、City Hotelに行くが、見つからない。
同じ場所にBURGET HOTELと書いてあったので、入るとそこが旧City Hotelらしい。
聞くと4人部屋のドミトリーしか空いてないという。
そして、教えてくれた隣の区画のSentrum Pensjonatに行く。
ここも一杯。
3箇所目、船がホテルになっているMS Innvikに向かう。
ライブハウス風でどこにも窓口がなかったので、バーの人に聞くと、
そこが窓口だったが、また空きなし。。。

一度BURGET HOTELに戻って、ドミトリーを聞いてみると、
4人部屋を1人で使うしかないという。おお、勘違い。
800NOKのところ680NOKに負けてくれるという。
次を探しに、また出る。

4箇所目、ちょっと離れているが、見ようと思っていた市庁舎近くにある
Perminalen Hotelへ。
思いっきり迷子になりながらも、カール・ヨハン通りや国立劇場
市庁舎を外から眺める。
荷物もあり、さすがに市庁舎に入る元気はなかった。
Perminalen Hotelの窓口では5人ぐらい並んでいる。
これなら、と思ったが、ここも満室。

しょうがない、この街を出ようと、オスロ中央駅へ。
駅の窓口も大行列なので、並ぶ前に係員に、ベルゲン行きの夜行は取れるか、
と聞くと、今日はもうない。土曜日なので。と言われる。
そうか・・・
寝台車でも奮発するかと思っていたのに、この案も却下された。

恥ずかしながらも3度目のBURGET HOTELへ。
なんとか4人部屋に泊まった。
結局、宿で2時間探し回ったことになる。
疲れ果てたが、ごはん等の調達のため、オスロ中央駅へ。
ここでさっき気づいた、Voss→Bergen→Osloの切符を手配。
国際列車は、電話しろとのこと。
うろうろしながら入ったスーパーで
ビールを買おうとするが、18時を10分過ぎたと言って売ってくれない。
レジの横を見るとアルコールの山が。
おつまみのパンとともにキャンセルする。。。
駅周辺のテイクアウトできるところを探すが、なかなか
いいところが見つからない。
またBURGER KINGもいやだし、マック等は非常に混んでいるし。
なんとかパンサンドを買う。
1000NOKを出すと、嫌な顔をしながらも受け取ってくれた。

宿でパンサンドを食べながら、地球の歩き方ヨーロッパを見ると、
プラハ情報もちょっとだけ載っている。
ナルヴィークで買ったウィスキーと思ったものは
コーヒーシロップだった(笑)
甘い、甘すぎる。こりゃ夜でも買えるわけだ。

今日は本当に疲れた。2時間ぐらい寝てみようと20時ごろ就寝。
携帯のアラームだけセットした。


20091030

目覚めは4時半。シャワーに入り、準備をし、
34歳女ニュースの続報を見ながら6:20チェックアウト。
6:30にバスターミナルに着くがいるのは4人ぐらい。
しかも3人は他行きのバスに乗った。
6:45にバスが来て、余裕でカード払いできた。
それなりに人が乗ってきて、出発時は18人ぐらいか。
席は、運転席側のほうが安全だろうと左に座ったが、
経路を見ると右側のほうが景色がよいだろうと右側に座る。
ただし、前後の人との関係で柱がちょっと邪魔になる。
うーむ、完璧ではない。
それでも右側のほうが景色がよく、1時間ぐらいは
あっという間に過ぎる。
そして、バスは列車に乗り込む。
バスから降りて船室に入り、食堂室に入ると、
40NOK前後でパンが食べられそうだ。
街中でもそんなもんということで、海老がたくさん乗ったパンを選ぶと
68NOKもした。もう引き返せないが。
席はすでに窓際が埋まっている。
内側の席で食べ始める。まあおいしい。
20分ぐらいで食べ、10分は船室で外を見て、再びバスに戻る。
Fauske近くからかなり混んできたが、となりは空席のまま。
このバスの風景のほうが昨日の列車よりもよいと思いながら堪能。
13:30ごろ5分遅れでボードーに到着。
ボードー市内に入ってからはとにかくよく停車し、
終点だと思った降りた場所は終点ではなかった。たぶん駅まで
行けたのだろう・・・
せっかくなので駅に向かう道がてら観光案内所で両替情報を仕入れる。
そして、また日本円は使えず。SEK→NOKはできるとのことで、
再両替することにする。かなり目減りしたがいたしかたなし。

ボードー駅で、今日のボードー→トロンハイムの夜行、トロンハイムオスロ
あさってのオスロ→ベルゲン、
明々後日のベルゲン→ミュールダール、ヴォス→オスロの夜行を予約する。

街は昨日のナルヴィークの倍以上人口はいるはずだが、
スーパーなどの設備はナルヴィークのほうが使い勝手がよいように感じる。

やることもなく、足も痛くなってきたので、バーガーキング
90NOKのセットを食べ、3時間くらいをつぶす。
肉はぱさぱさだったが、日本のマクドナルドのハンバーガーの肉よりは
肉らしかった。
ここまで順調すぎる旅程なので、ドイツ入国後の行き先を考えていると
プラハに行けそうなことに気づく。
今日は荷物を解けないので明日にでも持ってきた本にプラハ情報が
載っているか調べてみよう。

駅の待合室で1時間待って、ようやく乗車。
シートではあるが、かなり快適な感じ。
電源あり、毛布、耳栓、枕もある。
窓際ではなく通路側というのがひっかかるが、
何人かは移動したりしているので、3駅ぐらい過ぎた1時間後に
窓側に移動してみる。
0時を過ぎてMo i Ranaにてやっと寝れそうだ。