雲取山制覇(1)

朝5時過ぎに起きて、6:07の列車に乗った。
(平日よりもぜんぜん早い)
八王子、立川と乗り換え、8:23奥多摩着。
8:30のバスに乗る。平均年齢がかなり高い。
そして半そではおれ一人だけ。
スニーカーだし。
なんか浮いてる?

9:07鴨沢着。
みんな準備をしているが、いきなり登り始める。
いきなりの登りだが、駆け足で登る。
意外とつらい。。。
神社か水場で休もうと思ったが、なかなか現れず。
なぜか先の堂所に着いてしまう。あれ?
そしてさらに進むと七ッ石小屋にも着く。
2時間55分かかるところを1時間30分で着いてしまった。
ここで水(無料)と富士山の写真を撮らせてもらう(当然無料)
雲取山にまっすぐ行ってもよいがせっかくなので七ッ石山に登る。
(すぐなので)
やはり登りはつらい。
みんなが持っている杖がほしい。

その後は緩やかな開けた道を歩く。
歩く、歩き続ける。
奥多摩小屋前では椅子に座ってごはんを食べている。
雲取山経由でようやく雲取山山頂に到着。
3時間半、18,347歩で登頂。
5時間20分が地図どおりらしい。

遠くに富士山が見える。
若干雲がかかっているのでよく見えないが、昨日初雪があったらしい。
チョコとパンを食べ、ちょっとだけウィスキーを飲む。
まわりの人の中にはお湯を沸かしてカップラーメンとかコーヒーとか
飲んでいる。
いつかはおれも。。。

しばらくすると三峰のほうからの団体で大混雑。
とりあえず写真だけ撮ってもらってすぐに出発。
バスの便数が少ないのと、車でいける道を延々と歩くのでお手軽ではないが、
同じ道を通りたくないので三条経由で帰ることにする。

ガイドブック系はこの逆の道を薦めているが、これはつらい道だ。
下りでかなりつらいと思うぐらいなので、逆に登れないと思う。
山頂直前でこののぼりは。。。
そして、ひざがいたくなってきた。
下りも走るように下っているからひざに負担がかかっているのだろう。。。

山頂から40分でくだる三条ダルミには20分もかからなかった。
が、足が痛い。
今までは、登りは精神力で、下りは体力と思っていたが、
今はどちらもつらい。
登りのほうが楽で、平地がつらく、下りは耐えられない痛みが。。。

またまた水場には気づけず、三条の湯着。
タオルを持ってこなかったのと、もしかしたら1本早いバスに乗れる可能性に
かける意味で、風呂には入らなかった。

それにしても足が痛い。
ホントは進みたくもないのだが、ここに永住するわけにもいかないので
仕方なく進む。
ここからはずっと下りだがつらい。
そして、進まなくなる。。。
林道分岐まで30分。
地図でも35分と書いている。

あとは延々と下るのだが、苦痛。
塩沢橋に着いたところで、1本前のバスをあきらめる。
これで2時間待つことが決定。
橋のたもとで休憩し、ペースを落とすことにする。

座って休憩すると、立つのも一苦労。
しょうがないので足を前に進めるしかない。。。

途中車に10台ぐらい抜かれるが、やっと林道を抜け、国道が見える道に。
永遠に続くと思った。
お祭に着いたのは17:00。
15分ぐらい早くつければバスに乗れたのに。。。

バス停の上が民宿になっていて、お風呂もありそうだったので
つらい登りを登って玄関に入る。
。。。今日はやってないとのこと。
はぁ。
しょうがないので、バス停のベンチでぼーっとする。
ぼーーーーーーーーーーーーーーっ。
飽きた。
途中に民宿の飼い猫と戯れたり、チョコとパン、ウィスキーで時間を
紛らわせるがなかなか時間は経たない。
だんだん暗くなって、そのうち真っ暗。

バスが着く5分前ぐらいに車が止まって、声をかけてくれる。
もっと1時間前ぐらいに声をかけてくれればよかったのに。。。

バスに乗ると知らぬ間に寝てしまった。

41703歩。
百名山の第1歩だが、あまりにも被害も大きかった。
なんといってもひざが痛い。
歩き方を学んで、グッズをそろえないと。